今回の開業は、2度目の開業になります。この地は私の故郷です。1度目は私の開業医としてのキャリアアップのために、地縁、血縁のない地での、いわゆる落下傘開業を選択しました。開業医としてのキャリアがしっかり積めたので、故郷での開業へと展開して行った訳です。設計時にこだわったのは、木造で小さな診療所でした。小さな空間なので固定した仕切りを設けずに、カーテンで仕切ることにしました。点滴する児を多く収容するために、多めのスペースを設けました。待合室はゆったりとした椅子の配置にしました。
医療機器では、輸液ポンプを7台有しており、いつでも点滴治療が出来るようにしています。タタミコーナーは3組の点滴を可能にしますので、兄弟が2人以上でもタタミ1畳分で収容できるのでベッドより空間の利用効率が格段に良いです。
看護師も事務職員も自身のキャリアをより高めようとする意欲が感じられます。
医師一名(男性)、看護師三名、事務職員(すべて女性)での人員構成となっております。
来院患者は、小児科だと中心年齢は3~4歳になりますが、皮膚科だと成人が多いです。


